家紋の魅力について
こんにちは、グルコースです。
皆さんは、自分の家の家紋、ご存じでしょうか?
この記事では、私の考える家紋の魅力についてお話したいと思います。
ちなみに、私の家の家紋は、「亀甲に三つ柏(きっこうにみつがしわ)」です。
家紋の魅力
私が考える家紋の魅力は、以下の2点です。
- 手軽におしゃれなマークとして使える
- 日本の文化として誇れる
手軽におしゃれなマークとして使える
まず、手軽におしゃれなマークとして使える点です。
家紋の特徴として、非常に種類が豊富な点があります。 植物、動物(特に鳥)、道具、幾何模様など、色々なものがモチーフとなっています。 また、同じモチーフでも、数多くのバリエーションがあります。
このため、家紋やそれをもとにしたロゴマークを採用している会社があります。
最もよく見るのは、パスポートに書かれた、 菊紋ではないでしょうか。
これは、天皇家の家紋が菊紋であるから来ています。
また、有名な醤油のメーカーであるキッコーマンのロゴは、亀甲(きっこう)紋に、カメは萬(万)年の「萬」の字を組み合わせたものです。
日本航空(JAL)の鶴のロゴは、鶴の丸をもとにして作られています。
他にも、蕎麦屋さんや寿司屋さんなどの和食系のお店では、よく家紋をロゴにしているのを見かけます。
みなさんも、意識して見ると、意外と身近に家紋が使われているのが分かると思います。
日本の文化として誇れる
2つ目の魅力は、家紋は日本の文化として誇れる点です。
実は、一般の市民まで家紋を持っているのは、世界中で日本くらいなのです。
歴史上、日本が色々なものを取り入れてきた中国にも、家紋の文化は無いようです。
ヨーロッパには、紋章というものがあります。 オーストリアのハプスブルク家の双頭の鷲や、フランスのブルボン家のフルール・ド・リスが有名です。しかし、ヨーロッパの紋章は、王家や貴族のものであり、一般の市民が紋章を持つケースは無いようです。
それに対し、日本では、公家や武家はもちろん、商人や職人など庶民も家紋を持つケースが多かったようです。
そして、明治時代以降は、庶民の隅々までいきわたり、一般の市民も家紋を持つのが当たり前となりました。 今でも、たいていの家には、家紋があるのではないでしょうか。
このように、日本では、普通の市民まで家紋を持っていたため、前述のように多くのバリエーションが作られてきたのです。
誰でも自由に家紋を持てる
このように魅力ある家紋なので、皆さんもぜひ、一度自分の家の家紋が何なのか、調べてみてはいかがでしょうか?
自分を象徴するロゴマークとして使えると思います。
また、どうしても自分の家の家紋が分からない場合は、自分で作ることも可能です。 家紋を使うに当たっては特に役所に申請もいらないようです。
まとめ
いかがでしたか?
家紋は、実用性もあり、日本が世界に誇れる文化の1つだと考えています。
これを読んで、家紋に魅力を感じていただければ嬉しいです。